20220322 熊野下水

海上自衛隊の最新鋭護衛艦「くまの」完成 玉野で引き渡し式    NHK 20220322

周辺海域の警戒や監視に加え、機雷を排除する能力を備えた海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「くまの」が完成し、玉野市で引き渡し式が行われました。
玉野市の造船会社で行われた引き渡し式には、防衛省の関係者などおよそ１００人が出席し、鬼木誠防衛副大臣に引き渡しの書類が手渡されました。
このあと鬼木副大臣が「ウクライナ情勢をめぐっては、国際秩序の根幹が揺るがされ、日本の安全保障の観点からも看過できない。『くまの』は増大する平時の警戒・監視への対応だけでなく、多様な面での活用が可能で大いに期待したい」と訓示しました。
「くまの」は全長およそ１３３メートル、基準排水量３９００トンで、３年前から建造が進められてきました。
周辺海域の警戒や監視に加えて、機雷の捜索や排除を行う能力を備えているほか、これまでと比べて半分の９０人程度の乗組員で運用できるということです。
「くまの」は今後、警戒や監視活動、それに訓練などに運用されることになっています。