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2020-10-04

日本學術會議:非關學術自由,而是政治選擇?

【縛雞之見】

2004年「日本學術會議」成員推薦辦法修正以來,在菅義偉首相主政下,首次有6人被否決。被否決之一的是立命館大學教授松宮孝明,反對安保法制且認為〈組織犯罪處罰法〉中設立「恐怖主義預備罪」的,批評為干涉學術自由。

加藤勝信官房長官表示:日本學術會議是首相管轄,首相有基於法律的監督權,並未侵害學術自由。

實際上,研究與發表是否受到干涉或影響,這是學術自由的內容。但是,被推薦為日本學術會議的成員以具有對政府建言的資格,這不是學術自由,而是政治選擇(當事人可以拒絕被推薦,卻不影響其學術活動)。 

日本学術会議法

日本学術会議の委員候補一部任命せず 加藤官房長官「学問の自由」侵害否定    產經 20201001

 加藤勝信官房長官は1日の記者会見で、科学者で構成する政府機関「日本学術会議」が推薦した新会員候補の一部について、任命を見送ったことを明らかにした。任命権は菅義偉首相にある。現在の制度になった平成16年度以降、推薦候補が任命されなかったのは初めてとも説明した  新会員人事をめぐっては、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が同日、任命しなかった推薦候補に共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法に反対した人物らが含まれたことを挙げ「学問の自由に介入した」と批判した。

 立命館大法科大学院の松宮孝明教授本人とみられるフェイスブックの投稿によると、学術会議から新会員に推薦されたが、会員名簿には掲載されなかった。松宮氏は改正組織犯罪処罰法に関する参院法務委員会の参考人質疑で、同法を「戦後最悪の治安立法」と批判していた。  加藤氏は、「結果の違いであって、これまでの対応の姿勢に変わりはない」と述べ、法律に基づいた正当な判断と主張。さらに「法律上首相の所轄であり、会員の人事などを通じて一定の監督権を行使することは法律上可能だその範囲の中で行われており、直ちに学問の自由の侵害にはつながらない」と説明した。

 

日本学術会議推薦の6人、任命されず 菅首相に任命権    朝日新聞 20201001

 1日付で菅義偉首相に任命された日本学術会議の新しい会員について、同会議が推薦した候補者6人が含まれていないことが、会議関係者への取材で分かった。会員の任命は首相が行うが、同会議が推薦した候補者が任命されなかったのは初めて。任命されなかった学者からは「学問の自由への乱暴な介入だ」と批判が出ている。

 会議の会員は210任期は63年ごとに半数が交代する。日本学術会議法によると、会員は会議が候補者を選考して首相に推薦し、推薦に基づいて首相が任命する。事務局によると、推薦した候補者が任命されなかった例は過去にないという。

 同会議は1日、新会員99人を発表した。複数の関係者によると、会議は8月末、政府に105人を推薦したが、うち6人が任命されなかった。事前に問い合わせたところ、政府からは「間違いや事務ミスではない」と返答があったという。

 任命されなかった大学教授の1人は、安保法制や共謀罪法に反対の立場をとってきた。今回の措置について「学問の自由を保障する憲法に違反する乱暴な介入だ」と批判した。一方、加藤勝信官房長官1日の会見で「直ちに学問の自由の侵害ということにはつながらないと考えている」と述べた。

 

 

 

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