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2021-06-10

接下來?防範Delta變種

【縛雞之見】
「接下來的防疫對策應要設想到這點」,對台灣而言會是奢望嗎?

日本分析Delta變種病毒傳染力 恐原始病毒1.78    中央社 20210610

(中央社東京10日綜合外電報導)日本放送協會(NHK)今天報導,日本京都大學教授西浦博表示,根據分析,在印度被確認的Delta變異病毒株傳染力,可能是原始病毒株的1.78倍。

這項分析由日本北海道大學教授伊藤公人及西浦等人組成的團隊進行,並在9日舉行的厚生勞動省專家會議上被提出。

研究團隊使用國際性資料庫,分析日本境內登錄的變異病毒株數量變化。

分析結果顯示,首度出現於印度的Delta變異病毒株,在日本境內傳染力可能是原始病毒株的1.78倍。

從至今資料試算出Delta變種病毒所占比率,研究團隊預測,7月中旬時可能超過整體的半數

西浦說,雖說必須利用最新資訊來進一步分析,但就目前日本境內資料來看,也可以看出Delta變種病毒傳染力很強接下來的防疫對策應要設想到這點(譯者:黃名璽/核稿:嚴思祺)1100610

 

変異ウイルス“デルタ株” 感染力は1.78 都内でクラスターも    NHK 20210610

従来の新型コロナウイルスの「1.78倍」。
インドで確認された新型コロナウイルスの変異ウイルスのうち、最も拡大している「デルタ株」の国内での感染力についての分析結果です。専門家は「今後の対策には(デルタ株の)感染力の高さを想定する必要がある」と注意を呼びかけています。

世界74の国・地域で

WHO=世界保健機関は先月31日、特定の国への差別的な扱いを防ぐため、主な変異ウイルスについて、ギリシャ文字による呼称を使うよう各国の政府などに奨励しました。
それによりますと
イギリスで最初に確認された変異ウイルスは「アルファ」、
南アフリカで確認されたものは 「ベータ」、
ブラジルで広がったものは「ガンマ」、
そして
インドで確認されたもののうち、最も拡大しているものは「デルタ」となっています。
WHO
によりますと、このうち、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」の報告があった国や地域は、今月8日の時点で74と、前の週に比べて12増えました。

また、厚生労働省によりますと、日本国内では、インドで確認された変異ウイルスは今月7日までの1週間に8の都県から合わせて34人の感染が確認されたと報告があったということです。
前の1週間に確認された人数を10人上回っています。

東京都の検査「デルタ株」3割余

一方、今月6日までの1週間に東京都の研究機関が行ったスクリーニング検査で、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」が3割あまりにのぼりこれまでで最も多くなりました。

都の「健康安全研究センター」は、今月6日までの1週間で新規陽性者の一部から抽出した検体を調べるスクリーニング検査で、合わせて38件の検体を分析しました。
その結果、31.6%にあたる12件で、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」が検出されたということです。
12
件のうち11件は、8日から確認されている中学校で起きたクラスターです。中学生やその家族の感染が相次いで確認されています。
このほか、50%にあたる19件は、イギリスで見つかった変異ウイルス「アルファ株」が、また、残りの7件は従来のウイルスがそれぞれ検出されたということです。

都の「専門家ボード」の座長で東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、「デルタ株」が3割余りとなったことについて「クラスターの発生が大きく影響しているものと考えられ、この数値だけをもって市中に広がっていると判断することはできない。ただ、『デルタ株』は『アルファ株』に比べて1.5倍の感染力なので、今後、置き換わる可能性は高く注意しなければならない」と話していました。
また、都は都内でのウイルスが、「アルファ株」にほぼ置き換わったとして、「アルファ株」かどうかを調べていたスクリーニング検査を「デルタ株」へ切り替える方針を明らかにしました。

感染力は従来のウイルスの1.78

この変異ウイルスの感染力は、どれほどなのか。
北海道大学の伊藤公人教授と京都大学の西浦博教授らのグループが行った分析の結果が9日の厚生労働省の専門家会議で示されました。
グループでは新型コロナウイルスの国際的なデータベースを使って、日本国内から登録された変異ウイルスの数の変化を分析。その結果、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」の国内での感染力は、従来のウイルスと比べて「1.78倍」になるおそれがあることが分かったということです。
また、これまでのデータからの試算ではあるものの、この変異ウイルスが日本国内で新型コロナウイルス全体に占める割合は、来月中旬には全体の半数を超えるという予測になったということです。

西浦教授は「最新の情報で分析を更新していく必要はあるが、日本国内のデータでも『デルタ株』の感染力の高さが分かってきた。今後の対策には感染力の高さを想定する必要がある」と注意を呼びかけています。

一気に医療提供体制ひっ迫も

また10日に開かれた東京都のモニタリング会議で東京都医師会の猪口正孝副会長は「『デルタ株』の感染が拡大すると、一気に医療提供体制がひっ迫する。今はワクチン接種で医療従事者も駆り出されていて余力が本当にない状態だ。ぜひ感染を拡大させないよう、皆さんの協力をお願いしたい」と呼びかけました。

ワクチンは効くのか

この変異ウイルスに対するワクチンの効果について、WHOはまだ報告が限られているとしながらも、
発症を防ぐ効果が下がる影響は、
ファイザーのワクチンとアストラゼネカのワクチンでは「ほとんどない」としているほか、
ウイルスの働きを抑える中和抗体の量についても、
ファイザーのワクチンとモデルナのワクチンでは一定程度下がるものの、十分な量があるとしています。

このうち、発症を防ぐ効果についてイギリス政府が2021522日に出した報告では、イギリスで確認された変異ウイルス「アルファ株」に対してファイザーのワクチンを2回接種したあとでは93%、アストラゼネカのワクチンを2回接種したあとでは66%だったのに対して、
インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」に対しては、
ファイザーのワクチンは88
アストラゼネカのワクチンは60%で、
2回の接種で十分な効果が得られる」としています。

 


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